漂泊的隨行

作詞/作曲/編曲：Neru 
唄：鏡音リン

言葉（ことば）になんてならない手紙（てがみ）をひたすら書（か）いてさ

明日（あす）の自分（じぶん）に送（おく）りつけてやろうと思（おも）ったが

そんな住所（じゅうしょ）なんてない　どこにいるかもわかない

なら僕（ぼく）は　この気持（きも）ちをどうすりゃいい

なりたくない自分（じぶん）になれた気分（きぶん）わどうですか

遥（はる）か彼方（かなた）　天国（てんごく）で神様（かみさま）が指（ゆび）を指（さ）し笑（わら）う

黙（だま）れこの役立（やくだ）たず　早（はや）く何処（どこ）かへ行（い）ってくれ

さめざめと　惨（みじ）めさだけが募（つの）ってく

藪睨（やぶにら）み目（め）で愛（あい）にそっぽ向（む）いて

六畳（ろくじょう）に立（た）て篭（こも）るテロリズム

いつだって歌（うた）ってきた　いや、叫（さけ）んでたんだよ

それが間違（まちが）いというなら　言葉（ことば）より重（おも）い弾（だん）で

射抜（いぬ）いてよ

やられたらやり返（かえ）せ　君（きみ）の番（ばん）だ

捨（す）てた夢（ゆめ）の愛（あい）の全（すべ）てを拉致（らち）しろ

心（こころ）の居場所（いばしょ）を賭（と）したレジスタンス

笑（わら）われたその分（ぶん）だけ　笑（わら）い返（かえ）せ

言（い）わば人生（じんせい）のクーデター

勝（か）ちも負（ま）けもない　延長戦（えんちょうせん）

僕（ぼく）らの反撃前夜（かんげきぜんや）

歌（うた）にすれば何（なに）が変（か）わると本気（ほんき）で思（おも）ってた

恥（は）ずかしげも　後（うし）ろめたさもなく　ただ思（おも）ってた

征服（せいふく）だの何（なん）だの　抜（ぬ）かした奴（やつ）はどいつだ

そんな事（こと）言（い）う　大馬鹿者（おおばかもの）はいないよな

心（こころ）一（ひと）つない群集（ぐんしゅう）の声（こえ）に　怯（おび）え立（た）て篭（こも）るテロリズム

そうやって拒（こば）んできた　いや、逃（に）げてきたんだよ

これが最後（さいご）のチャンスなら　こんな最悪（さいあく）な舞台（ぶたい）は

ごめんだろう

やられたらやり返（かえ）せ　君（きみ）の番（ばん）だ

罵倒（ばとう）や野次（やじ）の類（たぐい）は無視（むし）しろ

心（こころ）の傷（きず）から漏（も）れた　メーデー

笑（わら）われたその分（ぶん）だけ　笑（わら）い返（かえ）せ

一部屋（ひとへや）で起（お）きた　インティファーダ

兵士（へいし）も指揮（しき）もいない　防衛線（ぼうえいせん）

僕（ぼく）らの革命前夜（かくめいぜんや）

ボロボロになってでも奪（うば）い返（かえ）せ

君（きみ）の心（こころ）は君（きみ）だけの物（もの）

命（いのち）は輝（かがや）いてこそ命（いのち）だ

転（ころ）んでも　倒（たお）れても　躓（つまず）いても

進（すす）もうとした証拠（しょうこ）だから

それを笑（わら）うだなんて最低（さいてい）だ

それでも地球（ちきゅう）って奴（やつ）は回（まわ）るんだろう

そうだろ　そうだろ　答（こた）えておくれよ