出處: 【K】角色歌
歌: 伏見猿比古(CV.宮野真守)
LとR ふたりで一(ひと)つずつ耳(みみ)につけた
同(おな)じ制服(せいふく) 眠(ねむ)たげな顔(かお)
物憂(ものう)い会話(かいわ) 乗(の)せて走(はし)るバス
左(ひだり)にいるのにR 右(みぎ)にいるのにL
不思議(ふしぎ)がる君(きみ)の すこしの身(み)じろぎで
イヤフォンコード引(ひ)っ張(ぽ)られて
僕(ばく)は黙(だま)って首(くび)を左(ひだり)に傾(かたむ)ける
それだけのことが誇(ほこ)らしかった
世界中(せかいちゅう)のおとなと子(こ)どもの憂鬱(ゆううつ)を
苛立(いらだ)たしさを 不機嫌(ふきげん)を 煩悶(はんまん)を 重圧(じゅうあつ)を
摩(す)り切(き)れた声(こえ)で 歌(うた)っている歌(うた)
何者(なにもの)かになれって 煩(うらさ)く要求(ようきゅう)する
社会(しゃかい)から 逃(に)げだしたがっている
だけど逃(に)げ道(みち)は LとRが塞(ふさ)いでる
歌(うた)い手(て)の悲鳴(ひめい)が 僕(ぼく)たちを満(み)たす
LとR いつから違(さが)う音(おと)が聞(き)こえてた?
膝(ひざ)をたたく指先(ゆびさき)のリズム
気(き)つけばすこしずつずればはじめてた
このアルバム終(お)わるまで 乗(の)っていこうよって
君(きみ)が言(い)ったから 内緒(ないしょ)でリピートにした
でも学校前(がっこうまえ)のバス停(てい) 忘(わす)れた君(きみ)は
スクバ提(さ)げて立(た)ちあがった
イヤフォンコード引(ひ)っ張(ぽ)られて抜(ぬ)けた
僕(ぼく)たちの中(なか)の未熟(みじゅく)であやふやな
息苦(いきぐる)しさを 不愉快(ふゆかい)を 違和感(いわかん)を 倦厭(けんえん)を
かわりに言葉(ことば)に してくれた歌(うた)
何者(なにもの)かになれって 煩(うらさ)く要求(ようきゅう)する
社会(しゃかい)から 逃(に)げだしたかったんだ
だけど逃(に)げ道(みち)は LとRが閉(と)じ込(こ)める
僕(ぼく)たちの悲鳴(ひめい)は僕(ぼく)たちを焦(こ)がす
もし君(きみ)がこのイヤフォンをアンプに替(か)えて
みんなでこの歌(うた)を歌(うた)おうと言(い)うのなら
僕(ぼく)はアンプをぶっ壊(こわ)すだろう
I beg your hate..
留言列表